下連雀町(読み)しもれんじやくまち

日本歴史地名大系 「下連雀町」の解説

下連雀町
しもれんじやくまち

[現在地名]甲府市中央ちゆうおう五丁目・城東じようとう二丁目

上連雀町の東に続く東西の通りの町人地。下府中二三町の一町で、さん土居内どいない町の南部に位置する。東はたくみ町三丁目の南端で三ノ堀に接し、北は三日みつか町二―三丁目。初め上連雀町と一体で連雀町と称したが、慶安三年(一六五〇)には上・下に分離していた(「府中伝馬人足割帳」県立図書館蔵)穴山町あなやまちよう通をもって一丁目と分つ旧来の二―三丁目が下連雀町の一―二丁目となる。享保三年(一八〇三)の小間数書上帳(同館蔵)によると南側一一七間・北側一〇六間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android