下那珂村(読み)しもなかむら

日本歴史地名大系 「下那珂村」の解説

下那珂村
しもなかむら

[現在地名]佐土原町下那珂

石崎いしざき川流域に位置し、西端の洪積台地との間に沖積平野が広がる。東は日向灘に面し、西は上那珂村、北は石崎村下田島しもたじま村。中世那賀なか郷に含まれていたと考えられる。寛文四年(一六六四)の佐土原藩領知目録(佐土原島津家文書)に村名がみえ、同七年の佐土原藩領之図(県立図書館蔵)では高一千四八二石余。貞享元年(一六八四)・宝暦一一年(一七六一)の佐土原藩領郷村高辻帳控(佐土原島津家文書)では高一千三四三石余。旧高旧領取調帳によると高一千九六二石余で、石崎村を含んでいたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android