下那珂遺跡(読み)しもなかいせき

日本歴史地名大系 「下那珂遺跡」の解説

下那珂遺跡
しもなかいせき

[現在地名]佐土原町下那珂 城ヶ峰

石崎いしざき川左岸の標高約五四メートルの丘陵上に所在した弥生時代後期後半の貝塚を含む集落遺跡。下那珂貝塚ともよばれ、昭和四二年(一九六七)の調査によって竪穴住居跡一軒・土坑一基が検出された。貝塚はそのほとんどが破壊されており、わずかに長さ一メートル・幅六〇センチ・厚さ二三センチの貝層を残すだけで、シジミ類を中心にハマグリタニシなどで形成されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む