日本歴史地名大系 「下阿弥陀瀬村」の解説 下阿弥陀瀬村しもあみだせむら 新潟県:中蒲原郡村松町下阿弥陀瀬村[現在地名]村松町下阿弥陀瀬仙見(せんみ)川の扇状地の扇央部に立地。南は阿弥陀瀬村、東は川内(かわち)村、北は矢津(やづ)村。「中蒲原郡誌」によると、阿弥陀瀬村北方の内野原(うちのはら)と称する荒地の開発により、万延元年(一八六〇)一一月に阿弥陀瀬村から分離して一村となる。同書によると、天保の大飢饉を機に同一四年、木越(きごし)村里正松尾藤左衛門が藩主堀直央に請願し、弘化三年(一八四六)に開発に着手。開田には福岡藤七・茂野清六・村松藩および大坂商人に資金援助を願出た。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by