日本歴史地名大系 「下須村」の解説 下須村しもすむら 島根県:鹿足郡柿木村下須村[現在地名]柿木村下須大井谷(おおいだに)村の東、吉賀(よしが)川沿いの村。北は左鐙(さぶみ)村(現日原町)。川に沿って日原(にちはら)村(現同上)へ通じる往還がある。高津川を上下する高瀬船は高津(現益田市)から下須まで上っており、当地はこの地方の日本海へ通じる北の門口であった。柿木谷(かきのきだに)・下(しよ)ヶ原(はら)・釣川(つりかわ)・原手(はらて)・法師淵(ほうしぶち)の五集落がある。明治四年(一八七一)の万手鑑では古高一三一石余、寛永一四年(一六三七)の検地高一七八石余、明治四年の総高二六一石余・反別三九町余、家数五九(本百姓五七・小百姓二)・人数三〇三、牛四五、米蔵一、田中山大福(たなかやまだいふく)神社、紙漉舟五一、鉄砲二三、御立山二(平栃山・大谷山)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by