不老村(読み)おいずむら

日本歴史地名大系 「不老村」の解説

不老村
おいずむら

[現在地名]今立町不老

五箇ごかの一村で岩本いわもと村の南にあり、地名は不老神社境内の自然居士じねんこじ池の水を飲むと長生きするという伝承に由来する。大永年中(一五二一―二八)大滝寺々庫収納田数帳(大滝神社文書)に付された天文一九年(一五五〇)正月晦日付の「修正月会晦夜御行之事」に「不老村 樽一ツ」とみえる。

正保郷帳によると村高は二七八・一八八石で、うち田方一八二石余・畠方九六石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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