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不規則抗体 ふきそくこうたい

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妊娠・子育て用語辞典の解説

ふきそくこうたい【不規則抗体】

人は、生まれつき自分の血液型と違う血液型に対する「抗体」を持っています。これを規則抗体と呼びます。ABO型分類であれば、A型の人は「抗B抗体」、B型は「抗A抗体」、O型の人は「抗A」「抗B」両方を持って(AB型の人は抗体を持ちません)。けれど、何らかのきっかけ、たとえば妊娠や輸血などで他の人の血液が体内に入ると、体がその血液に反応する抗体を新たにつくることがあります。これが「不規則抗体」です。そして、母体にできた不規則抗体が、生まれてくる赤ちゃん赤血球を壊してしまうことがあります(これを新生児溶血性疾患といいます)。新生児溶血性疾患は、軽ければ光線療法が有効ですが、重い場合は交換輸血なども必要になるので、妊娠中、母体に不規則抗体があるかどうか(赤ちゃんに溶血性疾患が起こる可能性があるかどうか)、検査をしています。

出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
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