ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「与助尾根遺跡」の意味・わかりやすい解説
与助尾根遺跡
よすけおねいせき
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…日本における原始集落研究のさきがけをなした学史的にも重要な遺跡で,52年には国の特別史跡に指定された。尖石遺跡と浅い沢一つへだてた台地上にある与助尾根遺跡は,終戦後の47年から本格的に発掘されて,台地上にあった28ヵ所の竪穴住居址が全掘され,縄文中期の集落構成を研究するための良好な材料を提供した。なお80年には尖石,与助尾根両遺跡に接して茅野市尖石考古館が新築開館し,尖石遺跡の莫大な発掘品や付近一帯のすぐれた考古資料を豊富に収蔵,陳列している。…
※「与助尾根遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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