日本歴史地名大系 「世名城村」の解説 世名城村ゆなぐしくむら 沖縄県:沖縄島南部東風平町世名城村[現在地名]東風平町世名城(よなぐすく)八重瀬(えーじ)岳の北、東風平(くちんだ)村の南に位置し、耕地や集落は北部の報得(むくいり)川中流に立地する。絵図郷村帳に与那城村とみえ、琉球国高究帳では高頭四〇六石余、うち田二七〇石余・畑一三五石余。「琉球国由来記」には世名城村とみえ、それ以降の文書にはほぼ世名城の文字で記されている。また絵図郷村帳にきし本(もと)村が記されているが、世名城の御嶽に岸本之殿(現イーチチガーノ殿)があるため、同村は世名城村に編入されたと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by