日本大百科全書(ニッポニカ) 「世田米」の意味・わかりやすい解説 世田米せたまい 岩手県南東部、気仙(けせん)郡住田町(すみたちょう)の中心地区。旧世田米町。平安末期の金山開発に始まると伝えられる。太平洋側の陸前高田、大船渡(おおふなと)の両市と遠野(とおの)市を結ぶ交通の要地。[編集部][参照項目] | 住田(町) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「世田米」の意味・わかりやすい解説 世田米せたまい 岩手県南東部,住田町の中心地区。旧町名。気仙川左岸に位置する。天正 18 (1590) 年頃の砂金採集による金山経営を中心として開拓された集落。大船渡市に通じる盛街道 (現国道 107号線) ,陸前高田市へ出る高田街道 (340号線) ,遠野市に通じる世田米街道 (340号線) の分岐点にあたり交通の要衝。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報