世界トップレベル研究拠点(読み)せかいとっぷれべるけんきゅうきょてん

知恵蔵 の解説

世界トップレベル研究拠点

文部科学省が2007年度から始めた長期の大型研究支援プログラム。拠点内の公用語は英語とし、研究者の3割以上が外国人であり、成果主義に基づく年俸制などを求める一方、年5億〜20億円を原則として10年間支援する。07年度は「東北大の国際高等原子分子材料研究拠点」「物質・材料研究機構の国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(つくば市)」「東京大の数物連携宇宙研究機構」「京都大の物質-細胞統合システム拠点」「大阪大学免疫学フロンティア研究センター」の5カ所が選ばれた。08年度以降も含め、10件程度の選定を想定している。既にあるグローバルCOE(センター・オブ・エクセレンス=卓越した拠点)などと比べ、選定件数が少なく、支援期間が長いのが特徴で、支援金額も多めになっている。

(高橋真理子 朝日新聞記者 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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