デジタル大辞泉 「世知弁」の意味・読み・例文・類語 せち‐べん【世知弁】 [名・形動ナリ]1 《八難の一である「世智弁聡」の略》世渡りの知恵にたけていること。また、そのさま。「内々は―にて、心まさなく厳しく精練なりけるままに」〈米沢本沙石集・三〉2 勘定だかいこと。けちなこと。また、そのさま。「小笹に露のたまられぬ始末算用―も人にこそよれ」〈浄・油地獄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例