世累(読み)セイルイ

デジタル大辞泉 「世累」の意味・読み・例文・類語

せい‐るい【世累】

世の中の煩わしい事柄。俗事

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精選版 日本国語大辞典 「世累」の意味・読み・例文・類語

せい‐るい【世累】

  1. 〘 名詞 〙 世の中のかかわり。世の中の俗事。世の中のわずらい。
    1. [初出の実例]「擺世累、脱屐功名、楽莫焉、故以楽寿号之」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)九・楽寿斎記)
    2. [その他の文献]〔白居易‐早春西湖間遊云云偶成十八韻寄微之詩〕

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普及版 字通 「世累」の読み・字形・画数・意味

【世累】せるい

俗累。宋・陸游〔夜坐園中、夜分に至る〕詩 漸く秋くして、の減ずるを知り 盡(ことごと)く世累を捐(す)てて、心らかなるを覺ゆ

字通「世」の項目を見る

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