夜分(読み)ヤブン

精選版 日本国語大辞典 「夜分」の意味・読み・例文・類語

や‐ぶん【夜分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よなか。よる。夜間。
    1. [初出の実例]「口誦窺衙後、心耽到夜分」(出典:菅家文草(900頃)三・読書)
    2. 「京四条川原夕すずみの体(てい)、これもやぶんの景とかはり」(出典:黄表紙・御存商売物(1782)中)
    3. [その他の文献]〔韓非子‐十過〕
  3. 連歌俳諧題材で夜のものに定められた語。また、寝・神楽夕闇などをいう。
    1. [初出の実例]「豊明節会。〈非夜分〉〈略〉又寝。神楽。夕闇。いさり。〈以上夜分也〉」(出典:連歌新式追加並新式今案等(1501))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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