両段(読み)りょうだん

精選版 日本国語大辞典 「両段」の意味・読み・例文・類語

りょう‐だんリャウ‥【両段】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つ段階二段。ふたきだ。
  3. ふたたび。二度
    1. [初出の実例]「奉太神手両段」(出典延喜式(927)四)
  4. 二つに切ること。二つに分けること。また、切り分けられて二つになったもの。両断
    1. [初出の実例]「きれたる両段は一頭にして、さらに一頭のあるか」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏性)
  5. 二つの事。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む