両統(読み)リョウトウ

デジタル大辞泉 「両統」の意味・読み・例文・類語

りょう‐とう〔リヤウ‐〕【両統】

二つ血統
二つの皇統

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「両統」の意味・読み・例文・類語

りょう‐とうリャウ‥【両統】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの血統。
  3. 両方の皇統。特に、南北朝大覚寺統持明院統をいう。
    1. [初出の実例]「両統(りゃうトウ)南北に分れ」(出典太平記(14C後)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「両統」の解説

両統

鎌倉後期、後嵯峨天皇の次の皇位を争って分かれた血統。▽持明院統(後の北朝)、大覚寺統(後の南朝)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android