皇統(読み)コウトウ

精選版 日本国語大辞典 「皇統」の意味・読み・例文・類語

こう‐とうクヮウ‥【皇統】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇の血統。天皇の血筋をひく人。皇系大統
    1. [初出の実例]「于時皇統無嗣。未其人」(出典続日本紀‐天平神護元年(765)八月庚申)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐鄧訓伝〕
  3. 天皇が国を統治すること。
    1. [初出の実例]「吉野・十津川の辺に皇居を定められ、〈略〉皇統(クヮウトウ)聖化を耀かされ候へかしと」(出典:太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む