両足尊(読み)リョウソクソン

デジタル大辞泉 「両足尊」の意味・読み・例文・類語

りょうそく‐そん〔リヤウソク‐〕【両足尊】

両足を具えている人間の中で最も尊い者の意。「りょうぞくそん」とも》仏の尊称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「両足尊」の意味・読み・例文・類語

りょうそく‐そんリャウソク‥【両足尊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 両足の人間の中で最も尊い者の意。また、智と悲とを円満具足する意とも ) 仏の尊称。両足。〔往生要集(984‐985)〕 〔法華玄賛三本

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「両足尊」の意味・わかりやすい解説

両足尊
りょうそくそん

仏教用語。仏の尊称の一つ。すべての生類多足無足,両足に分け,そのなかで両足のもの (神々や人間) が最も尊いとし,さらに両足のもののなかで最も尊い人という意。さらに後代の象徴的な解釈としては,戒と定,権と実,福と慧など内面的な両徳が満ち足りたものという意であるともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む