共同通信ニュース用語解説 「両陛下の被災地訪問」の解説
両陛下の被災地訪問
天皇陛下は、大規模な災害があるたびに皇后さまと共に現地に足を運び、被災者を励ましてこられた。即位後初めての訪問は1991年7月、雲仙・普賢岳の噴火で被害を受けた長崎県。当時は、陛下が避難所で床に膝をついて被災者と懇談する姿に保守派から批判もあった。93年には北海道南西沖地震で奥尻島に足を運び、95年の阪神大震災でも被災地に入った。2011年の東日本大震災の際は、異例のビデオメッセージを発表。被災者の苦労に寄り添い、復興を見守る重要性を国民に訴えた。
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