中ノ馬場(読み)なかのばば

日本歴史地名大系 「中ノ馬場」の解説

中ノ馬場
なかのばば

[現在地名]福井市中央一丁目

福井城東南部、百間ひやつけん堀東側の郭をほぼ南北に走る通り。「越前国名蹟考」は「中ノ馬場 城東の家中町なり」、「片聾記」は「中ノ馬場も昔は馬場のよし、正月馬おどし有之よし」と記す。初めは百間堀際まで侍屋敷が配置されたが、寛文九年(一六六九)大火で城が焼失したため、城に近接した部分を火除けの空地とし、花畑または松原とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 芝原 ヒシ 中略

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む