デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井敬所」の解説 中井敬所 なかい-けいしょ 1831-1909 幕末-明治時代の篆刻(てんこく)家。天保(てんぽう)2年6月25日生まれ。叔父の3代浜村蔵六や益田遇所に師事,明(みん)・清(しん)(中国)の篆法をまなび明治の印壇を代表するひとりとなる。明治9年篆刻会を結成。39年篆刻で初の帝室技芸員。明治42年9月30日死去。79歳。江戸出身。本姓は森江。名は兼之。字(あざな)は資同,資同父。著作に「日本印人伝」「皇朝印典」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例