中原章任(読み)なかはらの のりとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中原章任」の解説

中原章任 なかはらの-のりとう

?-1321 鎌倉時代官吏
大判事,明法(みょうぼう)博士,明法侍読,修理権(ごんの)大夫をつとめる。中原家につたわる説をまとめ律令注釈集「金玉掌中抄(きんぎょくしょうちゅうしょう)」をかいた。元亨(げんこう)元年6月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の中原章任の言及

【金玉掌中抄】より

…鎌倉末期の法律書。中原章任著。全72条から成り,《法曹(ほつそう)至要抄》以来の公家法の伝統をうけ,とくに刑事法的規定について律令格式等を引用し法意の解釈を行ったもの。…

※「中原章任」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む