日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブリアンソン」の意味・わかりやすい解説 ブリアンソンぶりあんそんBriançon フランス南東部、オートザルプ県の副県都。グルノーブルの南東116キロメートル、デュランス川上流部とギザンヌ川との合流点に位置する。標高1321メートルにあり、ヨーロッパ最高所にある都市。人口1万0737(1999)。軍事技術者ボーバン築城の城塞(じょうさい)やブールデル作の巨大な立像などで知られる旧市街は標高1321メートルの高地にあるが、新市街はデュランス川の両岸に発達する。木材業、乳業などが行われる。アルプス遊覧の根拠地、保養地としても知られる。[大嶽幸彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例