日本歴史地名大系 「中古遺跡」の解説 中古遺跡なかごいせき 新潟県:中頸城郡妙高村大鹿村中古遺跡[現在地名]妙高村大鹿斑尾(まだらお)山(一三八一・八メートル)北西山麓、北流する関(せき)川と大鹿(おおじか)で関川に合流する小袴(こはかま)川に囲まれた舌状台地の北西斜面にある。縄文式土器片などの遺物包含地、中古A・中古B・栃窪(とちくぼ)などを総称して中古遺跡という。表採した遺物によると栃窪地区の前期後葉の土器は、口縁がラッパ状に開く深鉢形土器で、中古B地区の中期初頭の土器は、木目状撚糸文を施した厚手の土器で北陸の特色が強い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by