中土底浜村(読み)なかどそこはまむら

日本歴史地名大系 「中土底浜村」の解説

中土底浜村
なかどそこはまむら

[現在地名]大潟町土底浜どそこはま

北国街道に沿った日本海沿岸の村で、北東下土底浜村南西は上土底浜村。天和三年郷帳では「犀浜中」に含まれる。元禄郷帳に村名がみえ、高一五七石八斗余は中土底新田との合計高と推定される。宝永七年(一七一〇)頃のものと思われる宰浜村々高寄帳(明治大学刑事博物館蔵)によれば、畑高二石七斗、塩高一九石九斗余・二町二反余とある。役高は六三石三斗余で、うち古新田一五石二斗余・大引二石余・その他四六石一斗となっており、「塩拾壱石五斗八升八合 塩納」とある。天保郷帳には当村など一八ヵ村をまとめて「才浜中」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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