中地山村(読み)なかちやまむら

日本歴史地名大系 「中地山村」の解説

中地山村
なかちやまむら

[現在地名]大山町中地山

常願寺川左岸の高位段丘上にあり、常願寺川側は急峻な崖となっている。南は下山和田したやまわだ村、北は小口おぐち川を挟んで才覚地さいかくち村に対する。中地山城の根小屋集落にあたり、室町期の板碑がある。正保郷帳の高二三石余、田方二反余・畑方一町三反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高二六石、免四ツ五歩、小物成は山役二九匁・漆役一匁・蝋役二匁・炭竈役一三匁・鮎川役一匁(三箇国高物成帳)。天保一一年(一八四〇)の高免帳(杉木家文書)でも高・免に変化はない。文政八年(一八二五)島組、天保一〇年以降も島組に属した。明治五年(一八七二)の戸数一八(新川県戸数表)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む