中垪和上口村
なかはがうえのくちむら
[現在地名]旭町上口
山手公文南村の東の境である休乢から南へ登った高原にあり、南は中垪和畝村、南東は小山村に接する。現在黒岩高原とよばれる高原を含む。元禄一〇年(一六九七)の美作国郷村帳には中垪和上村とあり、高三二九石余。「作陽誌」の戸口は六三軒・三四八人。領主の変遷は西垪和村と同じ。雌雄崖があり、山手公文南村にも同じような崖がある。両方相向かっているのでこの名があるという(作陽誌)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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