中塩原村(読み)なかしおばらむら

日本歴史地名大系 「中塩原村」の解説

中塩原村
なかしおばらむら

[現在地名]塩原町中塩原

下塩原村の西、ほうき川流域に位置し、元塩原化石湖の中央部にあたる。河川浸食による泥岩段丘の景観は独特の美をみせる。植物化石の通称木の葉石の産出地。近世は初め宇都宮藩領、寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、明和元年(一七六四)再び宇都宮藩領となり、慶応二年(一八六六)高徳藩領となる。慶安郷帳では高一二六石余、田方三一石余・畑方九二石余。元禄郷帳の高一九二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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