中央シベリア台地(読み)ちゅうおうシベリアだいち(その他表記)Srednesibirskoe ploskogor'e

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中央シベリア台地」の意味・わかりやすい解説

中央シベリア台地
ちゅうおうシベリアだいち
Srednesibirskoe ploskogor'e

ロシア中東部,シベリア中央部にある広大な台地。東はレナ川,南はバイカル湖地方と東サヤン山脈,西はエニセイ川に限られ,北は北シベリア低地に続く。面積約 350万 km2。古期の安定した結晶質岩石の基盤の上に,海成層その他の新しい地層が堆積して形成された。平均標高は 500~700mであるが,プトラナ高原,エニセイ山脈など,ところどころに高地がある。最高点はプトラナ高原の 1701m。大部分タイガで,北緯 68°以北に灌木,ツンドラが現れる。鉄,金,石炭ニッケル,ダイヤモンド,岩塩雲母などを産し,北部には石油,天然ガスの埋蔵も知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む