中央海盆断層(読み)ちゅうおうかいぼんだんそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中央海盆断層」の意味・わかりやすい解説

中央海盆断層
ちゅうおうかいぼんだんそう

台湾東方南西諸島琉球(りゅうきゅう))海溝の南端付近から南東に延び、九州・パラオ海嶺(かいれい)に至る、中央に比高2000メートルにも及ぶ峡谷を伴った海膨状の高まり。地震は伴わないが、この両側には対称的な地磁気異常が認められ、地殻構造は標準的な海洋性。古い中央海嶺が活動を停止して沈降したものと考えられている。

安井 正]

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