中女(読み)チュウオンナ

デジタル大辞泉 「中女」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐おんな〔‐をんな〕【中女】

年齢が中くらいの女。18、9歳から24、5歳までの女。
「―を置けば…見よげなるとて、十八、九より二十四、五迄なるをつかへり」〈浮・一代女・三〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「中女」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐おんな‥をんな【中女】

  1. 〘 名詞 〙 大女(おおおんな)小女(こおんな)に対する語で、年齢がその両者中間くらいの女。
    1. [初出の実例]「中女(チウをんな)を置ば、〈略〉乗物前後につれても見よげなるとて、十八九より廿四五迄なるをつかへり」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)

ちゅう‐じょ‥ヂョ【中女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なかのむすめ。二番目女の子次女。〔易経‐説卦
  3. 二〇歳を過ぎてもまだ嫁にいかないで、親元にいるむすめ。
    1. [初出の実例]「中女とはいまだ嫁せず、奉公みやづかへにもいでずして、はたとせ以上みそじ比まで親の内に有をいふ也」(出典:浮世草子・好色床談義(1689)二)

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