日本歴史地名大系 「中子塚村」の解説 中子塚村ちゆうしづかむら 長野県:上高井郡小布施町中子塚村[現在地名]小布施町中子塚東・南は中条(なかじよう)、北・西は六川(ろくがわ)に境。小布施扇状地の扇央に立地する小村である。東条(ひがしじよう)庄狩田郷の西条にあたる地域と考えられている。天正一二年(一五八四)二月、須田信正・蘆河囚獄等宛行状(志賀槇太郎氏蔵)に「於于中条銚子塚之内廿貫文宛出置之候」とある。中子塚は銚子塚(ちようしづか)の訛音であり、神社は銚子塚古墳の上にある。初見は慶長七年(一六〇二)森忠政川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)に、「百拾八石四合、中子塚村」とある。六川村を南北に縦貫する道が村西を通じ、東西の道が村中央西端で交差する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by