訛音(読み)カオン

精選版 日本国語大辞典 「訛音」の意味・読み・例文・類語

か‐おんクヮ‥【訛音】

  1. 〘 名詞 〙 ことばの正しい音がくずれたもの。なまった発音。かいん。けおん
    1. [初出の実例]「我は工人のみ、方言訛音(〈注〉ナマリ)を以て談話するの外、一事をも知ることなし」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔文心彫龍‐声律〕

か‐いんクヮ‥【訛音・訛韻ヰン】

  1. 〘 名詞 〙かおん(訛音)
    1. [初出の実例]「『信濃北安曇郡方言取調』等には寡少なれども、訛音(クヮヰン)等を蒐集せしは甚だ賀すべきなり」(出典風俗画報‐一六六号(1898)言語門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「訛音」の読み・字形・画数・意味

【訛音】かおん

なまり。

字通「訛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む