中嶋悟(読み)なかじまさとる

百科事典マイペディア 「中嶋悟」の意味・わかりやすい解説

中嶋悟【なかじまさとる】

レーシング・ドライバー。愛知県生れ。名城大付属高卒。1973年に4輪デビュー。1977年より全日本F2に参加し,国内の第一人者となる。1987年ロータス・ホンダF1チームから日本人初のフルエントリーF1ドライバーとしてデビュー。天候などコースの悪条件に対応した走りの正確さには定評があり,〈雨の中嶋〉と称された。1989年の最終戦オーストラリアGPでのファーステスト・ラップ以外に目立つ記録はないが,彼の功績はむしろその後の日本人ドライバーのF1参戦への先鞭(せんべん)をつけたことや,日本のモータースポーツの社会的認知の拡大といったことにある。1991年シーズン限りで引退した後は,自らのPIAA中嶋レーシング・チームの監督として後陣育成にあたっている。→グランプリレース

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中嶋悟」の解説

中嶋悟 なかじま-さとる

1953- 昭和後期-平成時代のレーシングドライバー。
昭和28年2月23日生まれ。昭和52年から全日本F2に挑戦し,61年まで王座5回。鈴鹿F2でも5回優勝し,57年ヨーロッパF2選手権に出場。62年ロータス・ホンダチームで日本人初のF1シリーズドライバーとなり,日本にF1ブームをまきおこした。平成3年引退。4年ナカジマ・レーシングを創設,監督となる。16年日本レースプロモーション会長。子にレーシングドライバーの中嶋一貴,中嶋大祐。愛知県出身。名城大付属高卒。

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367日誕生日大事典 「中嶋悟」の解説

中嶋 悟 (なかじま さとる)

生年月日:1953年2月23日
昭和時代;平成時代のレーシングチーム総監督;元・F1ドライバー

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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