デジタル大辞泉
「後陣」の意味・読み・例文・類語
ご‐じん〔‐ヂン〕【後陣】
本隊の後方に備えた陣。あとぞなえ。こうじん。
「前陣の大衆且く法勝寺に着いて―の勢を待ちける処へ」〈太平記・八〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ご‐じん‥ヂン【後陣】
- 〘 名詞 〙 先行する軍隊のうしろに備えた陣。後方の部隊。こうじん。
- [初出の実例]「一、先陣随兵事、和田太郎義盛。一、後陣随兵事、梶原平三景時」(出典:吾妻鏡‐建久元年(1190)九月一五日)
- [その他の文献]〔六韜‐虎韜・動静〕
こう‐じん‥ヂン【後陣・後陳】
- 〘 名詞 〙 後方に設けた陣。あとぞなえ。ごじん。〔文明本節用集(室町中)〕〔六韜‐虎韜・動静〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「後陣」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の後陣の言及
【アプス】より
…9世紀ころアプスと身廊との間に方形または長方形の空間を加えてここを聖職者席とし,アプスに大祭壇を配置してここを聖所とした。聖職者席と聖所を一括して内陣(クワイアchoirまたはチャンセルchancel)といい,そのアプスは後陣,奥陣ともいう。アプスは側廊やトランセプトの端部にも造られ,ドイツでは9~12世紀にしばしば身廊の両端に設られけた。…
※「後陣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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