20世紀日本人名事典 「中川一介」の解説 中川 一介ナカガワ イチスケ 明治・大正期の司法官 札幌控訴院検事長。 生年慶応3年10月(1867年) 没年大正12(1923)年2月25日 出身地安芸国(広島県) 学歴〔年〕帝国大学卒 経歴明治23年横浜地裁判事となり、東京控訴院検事、大審院検事を歴任。大正2年東京地裁検事正となり、ますます手腕を発揮し名検事正として名を恣にした。3年シーメンス事件を担当、10年札幌控訴院検事長となった。また韓国政府の招聘に応じて京城高等法院の検事正を務めた。禅を好み、よく鎌倉の建長寺に参禅したという。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川一介」の解説 中川一介 なかがわ-いちすけ 1867-1923 明治-大正時代の司法官。慶応3年10月生まれ。明治23年横浜地方裁判所判事となり,東京控訴院検事,大審院検事,東京地方裁判所検事正を歴任する。大正3年シーメンス事件を担当,10年札幌控訴院検事長。大正12年2月25日死去。57歳。安芸(あき)(広島県)出身。帝国大学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by