中川佐平(読み)ナカガワ サヘイ

20世紀日本人名事典 「中川佐平」の解説

中川 佐平
ナカガワ サヘイ

明治期の農事改良家



生年
文久1年12月20日(1862年)

没年
昭和4(1929)年12月4日

出身地
茨城県十和村(現・谷和原村)

経歴
郷里の茨城県十和村(現・谷和原村)で土壌改良や農具改善などに尽力。明治27年湿田を乾田にする中川式無材暗渠排水法を考案二毛作普及功労があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川佐平」の解説

中川佐平 なかがわ-さへい

1862*-1929 明治時代の農事改良家。
文久元年12月20日生まれ。郷里の茨城県十和(じゅうわ)村(谷和原(やわら)村)で土壌改良,農具改善,肥料の経済的使用などにつくす。明治27年湿田を乾田にする中川式無材暗渠(あんきょ)排水法を考案し,二毛作を普及させた。昭和4年12月4日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android