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土壌改良 どじょうかいりょうsoil amendment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土壌改良
どじょうかいりょう
soil amendment

土壌の性質を改変し,植物生産により適合させるために石灰,石膏,おが屑その他の土壌改良資材土壌に加えること。本来の土地改良が土地への資本投下による自然の加工で,農業土木的事業を伴うものであるのに対して,土地への費用投下の持続性が,短期的,経常的な耕耘過程においてなされる土地改良といえる。 (→土壌保全 )

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百科事典マイペディアの解説

土壌改良【どじょうかいりょう】

耕地土壌の性質を作物栽培に適するよう改良して農業の生産性を向上させること。酸性あるいはアルカリ性の強すぎる土壌,団粒構造が破壊されたり,浸食されやすい土壌,湿田老朽化水田の土壌,火山灰地干拓地泥炭地水田土壌等がその対象。

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世界大百科事典 第2版の解説

どじょうかいりょう【土壌改良 soil amelioration】

土壌の物理的・化学的あるいは生物的な諸条件を改良して土壌の肥沃性を高め,農業の生産性を向上させること。物理的条件の改良とは,土壌の団粒化による透水性・通気性の改善,漏水田の保水性の向上など,化学的条件の改良とは,土壌の酸性矯正,特殊成分の補充,有害物質の不活性化や除去など,生物的条件の改良とは土壌生物の活動の制御などである。土壌改良の目的で投入される各種資材を〈土壌改良資材〉といい,堆厩肥(たいきゆうひ),わらや客土材料としての各種土壌など農家が自給できるもの,有機性廃棄物である汚泥,石灰質肥料溶成リン肥などの土壌改良効果を示す肥料,ベントナイトなどがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

土壌改良
どじょうかいりょう

作物生産の基礎である土壌に有機質あるいは無機質の資材を投入し、栽培作物の生育収量がよくなるように土壌の物理的・化学的および生物的な性質を改善することをいう。物理性の改善には土壌の膨軟化、保水性、透水性の改善、団粒形成促進、礫(れき)の除去、漏水防止などがあり、化学性の改善には土壌pHの矯正、リン酸固定の緩和、養分バランス、保肥力の増大などがある。生物性の改善には有用微生物の富化、有機物の腐熟促進、病虫害など有害微生物の抑制などがある。地力保全基本調査(1959~1978)では水田の約4割、普通畑の約7割が土壌改良の対象となる酸性土、不良火山灰土、泥炭土、重粘土、腐植過多土、砂質土、礫質土、有害成分含有土、微量元素欠乏土などの不良土である。[小山雄生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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