日本歴史地名大系 「中当村」の解説 中当村なかとうむら 愛知県:北設楽郡稲武町中当村[現在地名]稲武町中当名倉(なぐら)川右岸、標高九一八メートルの城(じよう)ヶ山西麓に位置し、稲橋(いなはし)村の上流にあたる。慶長八年(一六〇三)二月一六日記銘の検地帳(稲武中学校蔵)の表題に「名蔵郷中当村検地帳」とあり、中世の名倉郷に属している。延享四年(一七四七)の親彦五郎からおかん子供へ割符の覚(小木曾亮三家蔵)に「一、馬三疋夫食諸道具 左助へ 一、馬三疋おみよ、おしろ、おりん三人へ 一、質地手形二本おかんへ 一、借方帳面不残 彦右衛門分」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by