中村恕助(読み)なかむら じょすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村恕助」の解説

中村恕助 なかむら-じょすけ

1844-1877 幕末-明治時代の武士,士族
天保(てんぽう)15年7月11日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩士。京都で愛宕通旭(おたぎ-みちてる)ら公家(くげ)の反新政府運動にくわわり,明治4年終身禁獄,鹿児島県預けとなる。西南戦争で西郷軍に志願して出獄,熊本保田窪の戦いで明治10年4月20日戦死。34歳。名は光職。字(あざな)は士純。号は南雲

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android