中村芳男(読み)なかむら よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村芳男」の解説

中村芳男 なかむら-よしお

1912-1990 昭和時代後期の自然保護運動家。
大正元年12月10日生まれ。牧師をへて,昭和23年神奈川県東丹沢札掛(ふだかけ)の自宅に「丹沢ホーム」をひらき三百余人の戦災孤児をそだてた。丹沢のシカの保護につとめ,各地のスーパー林道建設に反対運動を展開。丹沢自然保護の会を設立,46年全国自然保護連合理事長。平成2年8月8日死去。77歳。新潟県出身。能生水産学校卒。著作に「丹沢・山暮らし」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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