中条古墳群(読み)ちゆうじようこふんぐん

日本歴史地名大系 「中条古墳群」の解説

中条古墳群
ちゆうじようこふんぐん

[現在地名]熊谷市上中条・今井・大塚

荒川と利根川が最も接近する一帯に立地し、標高二四メートルの水田地帯にあたる。古墳群は両河川によって造り出されたおおむね東西に延びる自然堤防上にあり、北の上中条支群、中央の今井いまい支群、南の大塚おおつか支群に分れて多くの古墳が築造されていたが、現在は削平され、墳丘が残存しているのは大塚支群の大塚古墳のみである。上中条支群では、国指定重要文化財になっている短甲武人埴輪・馬形埴輪(東京国立博物館蔵)出土した鹿那祇東かなぎひがし古墳跡などが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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