中根寺(読み)ちゆうこんじ

日本歴史地名大系 「中根寺」の解説

中根寺
ちゆうこんじ

[現在地名]水戸市加倉井町

山門は国道五〇号に北面して建つ。来迎山浄信院と号し、真言宗豊山派本尊は延命地蔵菩薩。元仁元年(一二二四)文寛律師の建立と伝える。境内には阿弥陀堂・薬師堂・摩利支天堂がある。阿弥陀堂の草創は承久三年(一二二一)と伝え、常陸千日ひたちせんにち堂ともいい、常念仏道場であったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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