中沼C遺跡(読み)なかぬまCいせき

日本歴史地名大系 「中沼C遺跡」の解説

中沼C遺跡
なかぬまCいせき

[現在地名]高松町中沼・二ッ屋

高松内列砂丘の尾根上(標高二〇―二五メートル)に立地する弥生時代後期と古墳時代後期の複合遺跡で、墳墓遺構を中心とする。弥生時代後期には竪穴住居跡方形周溝墓・円形周溝墓・土坑・溝などがあり、多量の土器類と管玉・ガラス小玉・石鏃磨製石鏃・円盤形石製品・磨製石斧・土錘玉砥石などが出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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