中浣(読み)ちゅうかん

精選版 日本国語大辞典 「中浣」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐かん‥クヮン【中浣・中澣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「浣」「澣」は洗う意。中国、漢・唐時代の制で、朝臣が一〇日ごとに帰休し、沐浴したところからいう ) 月のなかばの一〇日間。一一日から二〇日の間。中旬。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「時に文化十三年、丙子の八月中浣(チウクヮン)」(出典滑稽本・大千世界楽屋探(1817)序)

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普及版 字通 「中浣」の読み・字形・画数・意味

【中浣】ちゆうかん

月の中の十日

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