中海村(読み)なこみむら

日本歴史地名大系 「中海村」の解説

中海村
なこみむら

[現在地名]明和町中海

はらい川の南岸にあり、北は祓川を越えて腹太はらふと(現松阪市)、東は馬之上うまのうえ村、南は坂本さかもと村、西は祓川を越えて井口いぐち(現松阪市)に至る。

和名抄」記載の麻続おうみ郷のうちと思われ、「神鳳鈔」に「中麻続御薗三斗、十二月」とみえる。麻続郷の中世における様相光明寺古文書によって知られる。天永四年(一一一三)二月二五日付散位大中臣某封戸売券案写(光明寺古文書)は、散位大中臣朝臣が麻続郷敢石部常吉戸一烟を外宮権禰宜度会季晴に売渡した際のものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む