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祭主 サイシュ

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デジタル大辞泉の解説

さい‐しゅ【祭主】

祭事の主宰者。
伊勢神宮の神職の長。古くは中臣(なかとみ)、次いで大中臣氏の世襲であったが、明治維新後は皇族や公爵が親任された。

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世界大百科事典 第2版の解説

さいしゅ【祭主】

祭りの主宰者。とくに伊勢神宮の神官(神職)の一つをさし,神宮におけるいっさいの政務をつかさどったところから古くは惣(長)官ともいった。《延喜式》に,祭主は神祇官(じんぎかん)に勤める五位以上の中臣氏の中から選任し,その職掌を神宮への年四度使と神宮司へ下す公文書に必ず署名することと規定している。平安末期以降は,伊勢に居宅を構える祭主も現れ,巨大な荘園を所有し,また伊勢と中央との文化交流に大きく貢献した。

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大辞林 第三版の解説

さいしゅ【祭主】

祭祀さいしを主宰する人。斎主。
伊勢神宮の神職の長。昔は大中臣氏の世襲。明治以降第二次大戦以前は皇族がそれに任ぜられた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

祭主
さいしゅ

伊勢(いせ)の神宮に仕える祀職(ししょく)名の一つ。神宮祭主ともよばれ、神宮にだけある職名で、天皇にかわって祭祀に仕える大御手代(おおみてしろ)として、皇族または皇族であった者のなかから選ばれる。現在の神宮祭主は池田厚子である。この起源は、神宮鎮座のとき、大鹿島命(おおかしまのみこと)が祭主に任ぜられたのに始まるという(『倭姫(やまとひめ)命世記』ほか)。初めは伊勢への幣使をいった(「大神宮式」)が、のちに中臣(なかとみ)氏を選んで祭主とし、朝廷と神宮との仲執(なかと)り持ちの役をさせた。後奈良(ごなら)天皇(在位1526~57)以降は、中臣氏のなかでも藤波家が神宮祭主職を世襲し、1871年(明治4)の神宮改正後は、皇族祭主の制が定められ、大御手代とされた。なお、祭主の語は、早く『日本書紀』の「崇神(すじん)紀」7年8月の条にみえ、そこでは祭りの主(かんぬし)(または「つかさ」)と読む。[沼部春友]

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