中臣弥気(読み)なかとみの みけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中臣弥気」の解説

中臣弥気 なかとみの-みけ

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族
藤原鎌足(かまたり)の父。中臣国(くに)の兄。推古朝の大夫(まえつきみ)。「日本書紀」によれば,推古天皇36年(628)天皇の死後,皇位継承をめぐる群臣間の論議の中で蘇我蝦夷(えみし)の意見に賛同し田村皇子(のちの舒明(じょめい)天皇)を推し,蝦夷の辞をつたえるため山背大兄王(やましろのおおえのおう)のもとへでむいたという。名は御食子(みけこ),御食足ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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