デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中臣烏賊津使主」の解説 中臣烏賊津使主 なかとみの-いかつのおみ 「日本書紀」にみえる豪族。仲哀天皇,神功(じんぐう)皇后につかえ,皇后が新羅(しらぎ)(朝鮮)出兵で神意をたずねた際,神託の判定者である審神者(さにわ)をつとめた。2世紀余もあととされる允恭(いんぎょう)天皇の舎人(とねり)にもこの名がある。「続日本紀」によれば,中臣氏の祖先とされる。名は烏賊津連,伊賀都(津)臣とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by