中華饅頭(読み)チュウカマンジュウ

デジタル大辞泉 「中華饅頭」の意味・読み・例文・類語

ちゅうか‐まんじゅう〔チユウクワマンヂユウ〕【中華×頭】

小麦粉発酵させて作った皮に、ラード入りのあんや、ひき肉野菜などを包んで蒸したまんじゅう。包子パオズ

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精選版 日本国語大辞典 「中華饅頭」の意味・読み・例文・類語

ちゅうか‐まんじゅうチュウクヮマンヂュウ【中華饅頭】

  1. 〘 名詞 〙 小麦粉にイースト菌などを加えて発酵させた皮に、肉あんやラードで練ったあんを包んで蒸した食べもの。〔料理通‐四編(1835)〕

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「中華饅頭」の解説

ちゅうかまんじゅう【中華饅頭】

中華風のまんじゅう。小麦粉をこねてイーストで発酵させて作る皮で具を包んで蒸したもの。豚ひき肉やみじん切りの野菜で作ったあんを入れた「肉まん」やごま油を加えたあずきあんを入れた「あんまん」などがある。◇「中華まん」と略す。中国ではこの種のものは包子(パオズ)といい、饅頭(マントウ)中身を入れないものをさす。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中華饅頭の言及

【パオズ(包子)】より

ギョーザと似ているが,ギョーザは煮,焼,蒸など加熱法が多様であるのに対し,包子は蒸すだけであり,またギョーザの皮にはイーストは用いない。日本では中華まんじゅうと呼びならわしているが,中国の〈饅頭(マントウ)〉は具の入らない蒸しパンである。《中文大辞典》では,北方の人は,餡の入った饅頭を包子という,と説明している。…

【マントウ(饅頭)】より

…肉や野菜などの具は入れず,肉あん,アズキあんなどの入ったものは包子(パオズ)と呼ぶ。日本でいう中華まんじゅうは包子のことである。小麦生地にアルカリを加えると,生地は淡黄色に変色し,特有の芳香を発する。…

※「中華饅頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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